理想のノートアプリNotionが完璧すぎる
ノートアプリって頻繁に使うので個人的には結構こだわりを持っていて、一番使いやすいのはどれか常にあれこれ試しているのですがなかなかこれだ!ってものがないんですよね。EvernoteやDropbox PaperやiOSのメモ帳やらGoogle Keepやらをいろいろ試して結局はメインEvernoteでサブでGoogle Keepというスタイルに落ち着いていましたが、Evernoteもちょっと痒いところに手が届かない感じでベストって感じではないなあと。
そこで巷でちょこちょこ話題になっているノートアプリ「Notion」についてどんな感じかなーと試しに使ってみたら使いやすさにもう喫驚仰天。これこれこういうのが欲しかったという感じです。
そんなオンラインノートサービス界に爆誕していたNotionについてその使い方と使用感について書いてみます。かなりオススメです。
主な特徴とお気に入りポイント
仕様と個人的な推しポイントを箇条書きしてみると
- Markdownで書ける
- /command(スラッシュコマンド)が使える
- ページやブロックをドラッグで整理できる
- ページ同士を入れ子にして整理できる
- TeXが使える
- リンクやMap, PDFを埋め込み表示できる
- テーブルやボードを標準装備
- テンプレートが豊富に用意されている
- サクサク動く
- カレンダー, リマインダー機能
- Google docsやMarkdown, Trelloなどからドキュメントやボードをインポートできる
- MarkdownやPDFでエクスポートできる
- ページをリンクで共有できる
- モバイルアプリ, web版, PCアプリがある(もちろん同期できる)
- モバイルアプリのキーボードが充実してる
基本仕様
新しくページを追加していく形で使っていきます。
特徴的なのはページを他のページの中に入れ子にして整理できるところでしょうか。
これどういうことかっていうとシステム手帳のように簡単にページをまとめて並べかえたり、追加したりできるってことですね!
言うなればデジタル版のシステム手帳です。
これがすごく欲しかった!!!
ページの中に他のページのリンクを埋め込んだりすることもできるので、ページ同士を繋げていくことができます。
Notionではテキストやファイル、チェックボックスやリストなどページに挿入できる要素のことをボックスと呼んでいます。
ページやこのブロックはドラックで(モバイルアプリではスワイプで)簡単に移動させることができます。文字カラーは「黒、グレー、茶色、オレンジ、黄色、緑、青、紫、ピンク、赤」の10色が使えます。
なのでページのレイアウトもかなり自由にかつ綺麗に作れちゃうんですね。
挿入できるブロック
用意されている主なブロック要素は以下の通りです
- テキスト
- Notion内のページのリンク
- チェックリスト
- ヘッダー(H1)
- サブヘッダー(H2)
- リスト(箇条書き, 番号付き, トグル)
- 引用
- テーブル
- ボード
- カレンダー
- コードブロック
- 画像やPDFファイル, ページリンクやMapなどの埋め込み
- TeX数式
...
などです
これらのブロックはモバイルアプリではワンタッチで、web版とPC版ではスラッシュコマンドで簡単に呼び出せます。
一通り使ってみるとこのような感じになります。
個人的にはコードブロックやTeXが自然に使えると文書作成がはかどって嬉しいです。
テーブルとボード
用意されているテーブルとボードで試しに備品リストとタスクボードを作ってみました。
並べかえや編集も簡単で使いやすいです。
ボードの方はTrelloを使っているのとほぼ同じような感覚です。
カレンダーとリマインダー機能
Googleカレンダーのような本格的なカレンダーが搭載されていて、予定の追加や削除も簡単です。
予定の項目の中に場所や時間など詳細を書き込んだり、ファイルや地図を貼り付けたりすることもできます。
ここで日付や時間を設定するとその数分前や数時間前、数日前にアプリに通知が飛んできます。
もう完全にカレンダーアプリとして使えちゃいます。
豊富に用意されたテンプレート
ページのテンプレートが何種類も用意されています。
ToDoリストやタスク管理ボードから要件定義書やコーディングガイドラインやCRMツールみたいなマニアックなものまであります。
開発チームで使う際には役立ちそうですね。
テンプレートの一覧はこんな感じです。
モバイルアプリのキーボードが充実してる
キーボードの上にリストや見出しやボーダーライン、タブを呼び出せるボタンが付いているので入力がはかどります。
メモを取る時も見やすい形に整理しながらかけますね。
割と褒めちぎってきたので残念なポイントも書きます
- 無料版だと使えるブロック数が1000ブロック/月
有料版(約¥500/月)で解除されます
- 無料版だとファイルアップロード上限が5MB/月
有料版で解除されますが、さすがに少なすぎるのではと、、
- 少し検索機能が弱い(?)
日本語に限った話かもしれませんが、文章の途中の単語や途中の書き出しで検索しても引っかからないことが多いです。メモとかに関しては検索命ですからね。検索機能に関しては完全にEvernoteに軍配が上がりそうですね。
- カスタマイズにはまってしまいそう
システム手帳のようにページの作りを自由にカスタマイズできるのでそこにばかり時間を使ってしまって本来の目的を遂行できなくなるかも?
有料版
有料版はPersonalプランとTeamプランの2種類があり、Personalは$5(約¥500)/月、Teamだと$10(約¥1000)/月です。
まあそんぐらいだろうなって感じの料金設定ですね(笑) とても使い心地のいいサービスですが、今の段階で有料版を使うことはなさそうです。
とまあ今後確実に伸びそうなサービスだなと思いました。僕ももう少し使い込んで感触を確かめてみます!