ラブライブ!サンシャイン!! 心に響いた感動の名言集 17選
こんにちは, ラブライバーのしゅうほです。
それは, 静岡県沼津市の内浦という海辺の町に住む9人の女子高生たちがスクールアイドルの頂点を目指して成長していく姿を描く物語。
主人公の高海千歌ちゃんの「何かに夢中になりたい!全力になりたい!輝きたい!」という強い思いから始まり, 廃校の危機を迎えた浦の星女学院を救うべくスクールアイドルグループAqoursを結成。スクールアイドルの頂点を決める大会「ラブライブ!」で優勝し, 学校の知名度を上げて入学希望者を増やすことを目指し, "輝き"を探して奮闘します。
なんでもない普通の少女たちが大きな目標を掲げ挑戦していく姿, 日常の中で彼女たちが迷いや葛藤に直面しながらも友情を深め, 新たな気づきを得ていく人間ドラマがこの作品の最大の魅力であり人気の理由だなと思います。
スクールアイドルの頂点を目指して成長していくAqoursメンバー。諦めなければきっと夢は叶うーー。そう信じで頑張る彼女たちの口から発せられる言葉には, シンプルながらも何かを成し遂げる上での本質的で重要なメッセージが込められていたように感じました。聞いていてとても感動的で, 勇気が湧いてくるものばかりです。
今回はラブライブ!サンシャイン!! 1期+2期より個人的に心に響いた台詞を厳選して名言集としてまとめてみました。
1期, 2期の時系列順になっています。
1期 〜Aqours結成から地区予選大会出場まで〜
ただ見てるだけじゃ始まらないって。うまく言えないけど、今しかない瞬間だから、だから、輝きたい!
浦の星女学院の体育館で開かれた千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃんのAqoursとしての初ライブ。学校や町の人への必死の呼びかけもあって体育館を見事満員にしたものの, まだAqoursを認めきれない生徒会長・黒澤ダイヤに「これは町の人の善意とこれまでのスクールアイドルの努力があっての成功だ」と指摘されてしまいます。それでもやってみなければスタートは切れない, 今しかないチャンスを逃したくないという2年生組3人の強い思いが伝わってくる一言でした。
一番大切なのはできるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!
スクールアイドルに興味があるけど運動が苦手な自分は向いてないと思い込みスクールアイドルを始めることに迷いを感じる花丸ちゃんに千歌ちゃんがかけた言葉。
これ, 個人的にすごく響きました。素質とか適正とかでなく, 好きであることややりたいと思う純粋な気持ちが大切だということをシンプルに表しています。やってみてもし本当に向いてないと思えば次にチャレンジすればいい。思い立ったらとにかく挑戦するってことはとっても大事なことだと思います。
今しかないチャンスを逃したくないと思っている千歌ちゃんだからこそ出た言葉ですね。
今から0を100にするのは無理だと思う。でも、もしかしたら1にすることはできるかも。
東京の大会に招待されて出場したものの, 得票数0で最下位になってしまったAqours。悔しい思いをあらわにする千歌ちゃんたちですが, まだ始まったばかりだと再奮起します。その時梨子ちゃんの口から出た言葉。大きな目標もまずは何もない0に1を足すことから。
だから私は、私の景色を見つけます!あなたの背中ではなく、自分だけの景色を探して走ります!みんなと一緒に!
スクールアイドルブームの火付け役となったμ'sに憧れてスクールアイドルを始めた千歌ちゃん。ラブライブ東海地区予選大会を目前に控え, Aqoursのリーダーとしての気持ちの持ちかたやスクールアイドルとの向き合い方にどことなく迷いを感じます。μ'sのすごいところは「なにもないところを自由に全力で駆け抜けたこと」。それに気づいたAqoursメンバーたちは自分たちは自分たちらしく全力で走り抜けることを決意します。そんな時千歌ちゃんがどこかにいるであろうμ'sのリーダー穂乃果に向けて心の中に浮かべた言葉。
誰かの真似をするんじゃない。決められたやり方でやるんじゃない。周りと比べるんでもない。自分たちが一番輝けると思うやり方でやればいいんだと気づいたこの瞬間はAqoursの本当の意味でのスタートだったのかもしれません。
君の心は!輝いてるかい?
1期最終回の最後のシーンでの台詞。Aqoursの1stシングルの曲名でもあるこの問いかけのフレーズ。心が輝く=ワクワクする, ウキウキする。そんな気持ちを持って日々を過ごしてほしい。これがこの作品がみんなに訴えたかった一番のメッセージなのかなと観た時に思いました。
2期 〜2学期スタートからラブライブ!優勝まで〜
起こそう奇跡を!足掻こう精一杯!全身全霊最後の最後まで、みんなで輝こう!
新学期がスタートし, 前回の東海地区予選では惜しくも敗退してしまったAqoursですが, 次回大会の発表を受け再度挑戦することを決意します。そんな時, 浦の星女学院の統廃合が正式に決まったという知らせを受けます。落胆する千歌ちゃんたちAqoursメンバー。自分たちがまだ何も成し遂げられていない, 何も足掻いていないことに気付き, 自然と9人は学校に集まります。そこで千歌ちゃんがみんなにかけた言葉。今まで以上に全力で足掻き, 学校を救おう, 奇跡を起こそうと一致団結します。Aqoursの新たなスタートを象徴する一言だったなと感じています。
可能か不可能か、今はどうでもいい。だって、やるしかないんだから!
学校に出資していて統廃合の決定にかかわる立場にあるお父さんに, 学校の理事長である鞠莉ちゃんは説得の電話をし, 年内に100人の入学希望者を集められたら来年度も入学者を募集するという交渉を取り付けます。この段階で10人しか入学希望者がいないことからなお厚い壁を感じるAqoursメンバーたち。そんな時千歌ちゃんの口から出た言葉。とてつもなく難しいとことだとわかっていても, 可能性が0でない限りやるしかない。少しでも可能性があるならそこに向けて全力で走ってみる。そこを走り抜けられた者だけが大成功を手に入れられるという強いメッセージを感じます。
テンポも音色も大きさも、一つ一つ全部違ってバラバラだけど、一つ一つが重なって、一つ一つが調和して、一つの曲になっていく。まる達もずら。
曲作りを2年生組と1年生&3年生組で分担して作ることになったAqours。1年生と3年生の間で趣味趣向が違いすぎることでなかなか意見がまとまらず曲作りに苦戦します。そんな時に雨宿りをしていたお寺の中で, 雨漏りした水滴がお皿に落ちる音を聞いて, 違うもの同士が重なって調和することで新しいものが生まれることに気付きます。こうしてできた曲「MY舞 TONIGHT」は和風テイスト×ロックな曲で, まさに異るものが調和した曲になっていました。
奇跡を最初から起こそうなんて人、いないと思う。ただ一生懸命夢中になって何かをしようとしている、なんとかしたい、何かを変えたい、それだけのことかもしれない。だから起こせるよ奇跡、私たちにも!
ラブライブの予選大会と学校説明会がまさかの同じ日程に。時間的に間に合わないと思われながらも予選大会の会場から山の中を駆けて学校を目指します。奇跡的に間に合うことを信じながらも時間に追い詰められていくAqoursメンバーたち。そんな時千歌ちゃんが放った言葉。個人的にこれ, すごく本質な気がしています。脇目も振らずに夢中になって本気で取り組んでいる人だけが無理だと思われるようなことを実現できる。それを人は奇跡と呼ぶのかもしれません。奇跡を信じて自分が取り組んでいることに夢中になってみたいなという気持ちになりました。
どっちにするかなんて選べないし、どっちも叶えたいんだよ。だから行くよ!諦めず心が輝く方へ!
予選大会と学校説明会のどちらかという選択を迫られ, 結果として両方とも成し遂げて見せたAqours。「何かを掴むことで何かを諦めない。」Aqoursの曲「想いよひとつになれ」の歌詞にもある通り, 叶えたいと思ったことにはすべて全力になる。千歌ちゃんらしい一言だなと思いました。
私ね、もしかしてこの世界に偶然ってないのかもって思ったの。いろんな人がいろんな思いを抱いて、その思いが見えない力になって引き寄せられて、運命のように出会う。全てに意味がある。見えないだけで、きっと。そう思えば素敵じゃない?
善子ちゃんが偶然拾った犬を梨子ちゃんが預かることに。犬が大の苦手な梨子ちゃんですが, 世話をするうちに少しづつ犬への愛情が芽生えます。元の飼い主が見つかり返却することになるのですが, 善子ちゃんの「この犬との出会いは運命で、見えない力に引き寄せられた」という言葉にどこか共感を覚える梨子ちゃん。今まで避けてきた千歌ちゃんの飼い犬しいたけに勇気を振り絞って餌をあげ, じゃれ合うことに成功します。偶然とも思える拾い犬との出会い, それは梨子ちゃんに犬の苦手を克服する機会を与えました。あらゆる物事はどこかで繋がっていて, 複雑に絡み合い影響し合っている。複雑系という学問もあるくらいとても重要な考え方です。梨子ちゃんの成長を描いたお話でとても印象に残っています。
できるよ、絶対できる!
ラブライブ地区予選大会で圧倒的なパフォーマンスを見せつけるためロンダートバク転という大技に挑戦することになった千歌ちゃん。必死で練習するもののなかなか思うようにいかず, 千歌の安全を気にする果南に「明日の朝までにできなければ諦めろ」と通告されてしまいます。焦りも増し, できない自分に悔しさを滲ませる千歌ちゃん。そんな彼女に親友の曜ちゃんがかけた超絶シンプルな一言。本当にできると信じているからこそ出た曜ちゃんらしい励ましの言葉でした。このシーンは見ていてめちゃくちゃ胸熱でした。僕はもうこの時点で涙目でした。サビ前にロンダートバク転を取り入れた曲「MIRACLE WAVE」の「できるかな?できる!」という歌詞は聞くたびにジーンときます。
この雨だって全部流れ落ちたら必ず星が見えるよ。だから晴れるまでもっと、もっと遊ぼう!
幼少期, 3人ずっと一緒に居られるように流れ星を見に山を登った鞠莉, 果南, ダイヤの3人。当時は生憎の雨だったものの卒業を前に今度こそはとAqours9人全員で伊豆の山を登ります。しかしまたも生憎の雨。星は見れずかと思ったときに千歌ちゃんから出た言葉。出会いがあれば別れはつきもの。それでも再び集まれることを信じて, 一緒にいれる時間を全力で楽しもうということなのかなと個人的に解釈しました。
いいんだよ、いつもの千歌ちゃんで。未来のことに臆病にならなくていいんだよ。
ラブライブ決勝大会当日, 曜ちゃんと東京に遊びに来て初めてスクールアイドルのことを知った場所で曜ちゃんに問いかけます。「ラブライブ、勝ちたい?」千歌ちゃんがラブライブで歌うことで自分たちが探している"輝き"が本当に見つかるのか不安を感じているのだろうと悟った曜ちゃんがかけた言葉。やっぱり曜ちゃんはなんでもわかっちゃうんですね(笑) このシーンは涙なしには見られませんでした。先のことは気にせず, 今は前に突き進もうということを優しく丁寧な言葉で伝えています。
一緒だよ!だって、この空は繋がってるよ。どんなに遠くても、ずっと、いつでも。
ラブライブ決勝大会が終わったら一気に卒業の時=別れの時が来てしまうと感じている3年生。卒業したらずっと離れ離れになってしまうのではないかという不安を隠しきれない果南に鞠莉がかけた言葉。定番な台詞かもしれませんが, 本番前に不安な自分たち自身に向けた優しさが詰まった言葉でした。
本気でぶつかって感じた気持ちの先に答えはあったはずだよ。
ラブライブ決勝大会で見事優勝したAqours。卒業式・閉校式を終えたものの, 千歌ちゃんは自分が探していた"輝き"がなんだったのかイマイチはっきりしない様子で海を見つめます。もやもやした気持ちの千歌ちゃんにお母さんがかけた言葉。
千歌ちゃんママは千歌ちゃんが今まで何かに夢中になれたことがなかったということをよく知っています。そんな千歌ちゃんがスクールアイドルだけは途中でやめることなくやり遂げる姿を見て, 探していた"輝き"を必ず掴んでいると信じているのでしょう。ずっと千歌ちゃんを見てきたお母さんだからこそ出てきた一言だと思います。本気でぶつかってみて初めて得られるものがある。迷った時こそ思いっきりぶつかってみようという気持ちになりました。
わかった、私が探していた輝き、私たちの輝き。足掻いて足掻いてあがきまくってやっとわかった。最初からあったんだ。初めて見たあの時から、何もかも、一歩一歩、私たちが過ごした時間の全てが輝きだったんだ。探していた私たちの輝きだったんだ。
2期最終回挿入歌「WONDERFUL STORIES」を歌う中での千歌ちゃんの台詞。大きなステージで歌うことでもなく, 有名人になることでもなく, 大会で優勝することでもない。ラブライブを目指して全力で挑戦しようと思い立った瞬間から今までに積み上げてきた時間や出会い, 思いや結果のすべてが探し求めていた"輝き"そのものだったんだとよくやく気づくことができます。確かに, 何かに夢中になっている人はキラキラして見えます。なかなか努力が結果に現れないことも多いですが, あれこれ考えている時どこかワクワクしている, 心が躍るような瞬間があるような気がします。結局やりきってみてからでないとわからないのかもしれません。全力でやりきって初めて, それまで走って来た道が輝いて見えるのかな。
いかがでしたでしょうか? やはり主人公の千歌ちゃんの言葉が大半を占めてしまいましたね(笑)
どれもキャラクターらしさが出ている言葉だなと思い, 書いているうちについつい感想と考察が入ってしまいました。
2019年1月公開の劇場版ではどんなストーリーが展開され, どんな言葉が紡がれるのでしょうか。いまから楽しみです。
ラブライブ!サンシャイン!!を観たことがないという人にもできるだけストーリー, 情景が伝わるような形でまとめてみたつもりです。
いま何かに挑戦してる人, 壁にぶつかって思い悩んでいる人, これから挑戦する人, まだちょっと迷いがある人, そんな人たちに是非観て いただきたい言葉たちです。
君の心は、輝いてるかい?